鵡川農業協同組合(JAむかわ)の鵡川花卉(かき)生産組合は23日、むかわ町産アルストロメリア(ユリズイセン)やスターチスなどの花束12束を白老萩野小学校(山田耕一校長)に寄贈した。
同JAと取引がある苫小牧中央花卉の藤田健太代表(48)が同校出身のため、寄贈先に選んだという。
この日は藤田さんが同校を訪れ、6年生で児童会長の上田尋士君(12)と、委員の北村妃日菜さん(12)、大西歩果さん(12)に花束を手渡した。職員室や玄関、全教室に飾られる。
藤田さんは「花が身近にある生活を楽しんで」と話し、上田君は「花が教室に並ぶことはなかった。頂いた花を観察したい」とお礼を述べた。
JAむかわは、東胆振に生産農家があることを知って花に親しんでもらいたいと、苫小牧市や白老町の学校に寄贈を続けている。