白老町文化団体連絡協議会(竹下和男会長)は年1回発行している郷土誌「白老郷土文芸」の第43号をこのほど発行し、18日に13冊を町教育委員会に寄贈した。
郷土誌は、編集委員ら4人が町民から寄せられた作品を編集して発刊している。 第43号はB5判、92ページ。創作、自分史、短歌、俳句、小説、郷土史各1編、論考3編、活動体験文2編、読書感想文5編の計16編を掲載。白老東高校の生徒2人が記した仙台藩白老元陣屋資料館でのガイド体験記も収録している。
竹下会長と編集委員ら4人が町教委を訪れて届けた。編集委員長の岩間隆一さんは「若者たちの生き生きとした感性がつづられている」と話し、安藤尚志教育長は「白老の文化、文芸のともしびが絶えることなく続いていくことを願う」と感謝した。寄贈誌は町立図書館、仙台藩白老元陣屋資料館、町内の全小中学校と高校に届けられる。
同協議会は、町、町議会、町立病院や苫小牧市立中央図書館にも計47冊を寄贈した。1冊600円で、町本町の町教委としらおい創造空間「蔵」、町東町のカメラのむらかみ、町大町のこんや商店、喫茶休養林、喫茶ラナピリカで販売している。