戦争関連の書籍約50冊を集めた「平和について考える資料展」が22日まで、白老町立図書館で開かれている。
展示資料は、白老町の空襲体験をまとめた絵本「空襲のなかの女先生―白老の空襲体験」、1944年に町内で起きた虎杖浜女子青年勤労奉仕隊の踏切事故に関する聞き書きなど。こうの史代著「夕凪の街 桜の国」、30歳以下の作家や起業家19人がそれぞれの立場で平和について語った「from under30 世界を平和にする第一歩」などの書籍も用意している。
町民が平和の大切さについて見詰め直す機会になればと、町制施行50周年を迎えて「平和のまち宣言」を行った2004年10月17日に合わせ、05年から毎年実施している。貸し出しは1人5冊まで。
問い合わせは同館 電話0144(82)3000。