若年者が電子たばこと紙巻きたばこの両方を吸うと、目に深刻な症状が頻繁に起こり得ることが分かったと、米国の研究者らが発表した。

　 　研究者らは２０２０年５月、米国の１３～２４歳の４３５１人（男性３６.２％）を対象に、電子たばこと紙巻きたばこなどの喫煙歴、視力や目の症状（不快感、痛み、炎症、乾燥、かすみ目など）の頻度と重症度を尋ねるオンライン調査を実施した。電子たばこを１回でも吸ったことのある人のうち、５５.９％が紙巻きたばこも吸っていた。

　 　その結果、電子たばこと紙巻きたばこ両方の使用は、症状の重さと頻度に関連していた。この傾向は、過去７日間の使用者の方が同３０日間の使用者より強かった。

　 （メディカルトリビューン＝時事）