厚真町教育委員会主催の健康ふれあいマラソン大会が「スポーツの日」の9日、厚真中学校グラウンドをスタート・ゴール地点に開かれた。秋晴れの空の下、ウオーキングを含む子どもから一般までの町民105人がエントリーし、健脚を競いながら交流を深めた。
町民の健康づくりと触れ合いを目的にしたスポーツの秋恒例の行事。昨年まで本郷のかしわ公園野球場を発着点にしていたが、厚真中グラウンドが日本陸上競技連盟の第4種L(ライト)公認競技場に改修されたため、今年は同グラウンドにコースを変更した。
競技に先立つ開会式で遠藤秀明教育長は「今までにないコースを楽しんで、きょう一日の経験が笑顔になって明日につながれば」とあいさつ。午前10時に参加者が一斉にスタートし、それぞれのペースで男子5キロ、女子3キロ(小学生は男女とも3キロ)のアップダウンの激しいコースを駆け抜けた。
初出場で5キロを完走した厚南中学校教諭の太田明さん(55)は「みんなで走ると気持ちがいいし、天気も爽やかだった。(厚南中の)生徒もいて張り合いがありましたね」と笑顔を見せていた。