白老町役場には、熱意ある職員さんがたくさんいます。移住・滞在交流担当(政策推進課地域戦略推進グループ)主任の溝口泰子さんがその一人です。とても笑顔がすてきな30代くらいの女性で、役場で会うといつも笑顔で手を振って最近の世間話をしてくれます。
出会ったのは昨年の11月、白老町移住PR動画を作成するプロジェクトに関わった時のこと。都市圏に住む人たちに向けたプロモーション施策として、「白老移住オンラインツアー」を企画、制作するプロジェクトです。移住者がそれぞれの目線で白老の魅力を語る様子や、住んでいる自宅を撮った映像を作成しました。1カ月ほどのタイトなスケジュールでしたが、旅行会社や映像制作会社と共同で、白老で生活する「居心地のよさ」を軸にコンテンツを練り上げ、動画に落とし込みました。初めての試みでしたが、ツアー参加者の満足度はかなり高く、プロジェクトは成功に終わりました。
溝口さんは、移住者、地元の人にかかわらず、白老の「人の面白さ」を発信したい!という志を持ってお仕事をされています。地元の白老にいろんな移住者が来て、自分では知り得なかった魅力を再発見してくれるのが楽しい、といつも話しています。
最近も、「白老ではたらく女性の暮らし」をテーマに、東京の制作会社と共同でPR動画を制作する企画を持ってきてくださり、私も出演者として関わらせていただきました。先進的な取り組みを恐れることなく進める姿は、白老で働く女性の輝きを表しているなあと思います。
(またたび文庫店主・白老)