性加害問題を受け、17日付で社名を「SMILE―UP.(スマイルアップ)」に変更するジャニーズ事務所の本社(東京都港区)で5日、社名看板の撤去に向けたとみられる作業が始まった。
建物上部に据えられた英文表記のロゴ「Johnny&Associates」の前にゴンドラが設置され、社名が見えなくなった。周辺にはスマートフォンで撮影するファンや通行人の姿も。
20代の女子大学生は看板撤去のうわさを聞き、これまで授業の合間に3、4回見に来たという。名称変更について「悔しい、悲しいという気持ちが強い。タレントに罪はなく、事務所の方針で名前を奪っている。今後も応援するし、タレント一番の会社になってほしい」と話した。
親子で「嵐」のファンだという母親(46)は「被害者のことを考えたら絶対に社名は変えるべきなので、抵抗はない」。うちわなどのグッズを持った娘(22)は「心機一転、このまま解決に向かってほしい。今後も応援していく」と語った。