浅利教育学園グループ(本部札幌市)が運営する白老小鳩保育園(白老町東町)と白老さくら幼稚園(町日の出町)は9月30日、同保育園で初の「ハッピーオータムフェア」を開き、親子連れの町民ら183人でにぎわった。
小中学校の授業でも使われているタブレットなどのICT(情報通信技術)機器を使いながら「楽しく遊びながら学べる」教育方針を知ってもらおう―と両園が企画した。地域で暮らす親子が気軽に週末を過ごせるように絵本やおもちゃ、輪投げやお絵描きのコーナーも設置した。
タブレットを使って描いた海の生き物を、スクリーンに映した海中で泳がせるプログラミング体験が人気を集めていた。同保育園の菅井麻乃園長は「子どもたちの興味や想像を育む遊びを大切にしている。園の魅力を知ってもらえたら」と話し、取り組みを継続していく考え。