オランダ半導体製造装置大手のASMLが2024年にも千歳市に技術支援拠点を新設することが26日、分かった。次世代半導体の国産化を目指して同市に工場を建設するラピダスに協力する。
ASMLが製造する「極端紫外線(EUV)」の露光装置は、最先端半導体の生産に欠かせない。数十人から100人程度の技術者がラピダス新工場の生産ラインの立ち上げや保守点検に協力する見通しだ。
ラピダスへの技術支援を巡っては、ベルギーの研究開発機関「imec(アイメック)」や米国の製造装置メーカー「Lam Research(ラムリサーチ)」も道内に拠点設立を検討している。