白老町商工会青年部(大塚雄裕部長)は24日、ちびっこフェスティバル「せっかちなハロウィンパーティー」を町大町のしらおい経済センターで開き、約300人の町民が来場した。仮装コンテストには約30組の子どもたちが参加し、工夫を凝らした変身ぶりをアピールした。
コンテストでは魔法使いや怪獣のほか漫画やゲームのキャラクターに扮(ふん)した幼児や小学生が1組ずつ舞台に上がり、衣装の出来栄えを紹介したり、ポーズを取ったりした。同青年部の大塚雄裕部長ら9人は印象などの審査基準に基づき、10点満点で審査した。
優勝したのはウポポイPRキャラクター「トゥレッポん」に扮した岩島源君(4)で89点を獲得した。衣装は母親が一日がかりで仕上げた力作で、賞品の薄型テレビを手に入れた岩島君は「楽しかった」と満面の笑みを見せた。
会場では、ドローン操縦体験や、くじや射的で遊べる「こども縁日」も実施し、子どもらを楽しませた。
同青年部は子どもたちの郷土愛を育もうと、毎年夏に同フェスを開いてきた。コロナ禍などでの中止を経て、5年ぶりに新たな内容で企画した。同青年部の担当者は「また来年も子どもたちが喜ぶイベントを開きたい」と話している。