白老町は20日、町内でのボランティアや町への寄付を行った道路工業(札幌市)、遠藤組(苫小牧市)、スプレス(札幌市)に感謝状を送った。
道路工業は8月25日に役場庁舎駐車場の区画線を無償で補修した。同社は7月10日から来年1月30日まで、白老町石山の国道36号の舗装工事(約3キロ)などを請け負っており、町に無償の地域貢献活動を申し出ていた。同社の豊浦・苫小牧工事事務所の門脇裕史工事長が庁舎を訪れて大塩英男町長から感謝状を受け取り、「工事で生まれた縁を生かした活動で喜んでいただけて光栄」と述べた。
遠藤組は9月11、12両日、旧白老小学校敷地内の樹木をボランティアで伐採、枝払いした。同社は、室蘭建設管理部発注で、ウヨロ川の河川改修工事に関わっている。伐採では樹木3本、約60本の枝払いを行った。遠藤正弘社長と土木部の河原潤部長が来庁し、感謝状を受け取った。
スプレスは20日、企業版ふるさと納税として50万円を町に寄付した。同社は2021年4月から町のふるさと納税のコンサルやプロモーション業務を受託。寄付受け入れ額は2年連続で過去最高を更新している。町への寄付は初めてで、町の企業版ふるさと納税は今回で通算9件、累計額は2715万円となった。加納綾社長と白老町担当の谷津克郎さんが来庁し、感謝状を受けた。