「世界アルツハイマーデー」の21日、白老町認知症の人と家族などの会(吉良哲子会長)は、町本町のツルハドラッグ白老店前で街頭啓発を行った。会員7人が黄色いたすきを掛け、認知症への理解を促すリーフレットなどを買い物客に手渡した。
同会は2017年の設立以降、毎年この日に街頭で活動している。当事者や家族に向けては「一人で悩まず、会に相談を」と常に呼び掛け、吉原会長は「当事者の気持ちが少しでも楽に、前向きになれるような会でありたい」としている。
町立図書館(本町)でも29日まで、認知症に関する展示が行われているほか、町総合保健福祉センターいきいき4・6(東町)では30日まで、パネル展や町内五つのグループホームから寄せられた入所者の写真展「えがおの花咲く写真展イン白老」を展開している。