絵本作家あべ弘士さんの新作「あてっこ どうぶつずかん だれ」(KADOKAWA刊)の発売を記念した巡回パネル展が26日まで、白老町中央公民館で開かれている。
あべさんは旭川市出身で、飼育員として旭山動物園に25年間勤務した経験から、動物の登場する絵本を数多く手掛けている。
新作は「よる、くらくなると げんきにうごきだすのは だれ?」といったユーモアたっぷりのクイズを解きながらリスやウサギ、トラなどを紹介する図鑑絵本。7月に発売され、会場では絵本のページを18枚のパネルにして展示している。
巡回パネル展は出版社の協力を得て、苫小牧市や白老町大町の「またたび文庫」でも開かれた。来年3月まで道内各地の書店や図書館計約30カ所で展開される。
同公民館での展示は午前10時~午後5時。25日は休館。同絵本は町立図書館で貸し出している。問い合わせは同図書館 電話0144(82)3000。