錦多峰川の右岸側で河口から200メートルが規制区間。河口寄りは砂浜だが、消波ブロックが波打ち際にあり釣りにくい。多くの釣り人は緩傾斜護岸の方に釣座を構える。護岸の背後に車を止めるスペースが十分あり、河口から離れた所に魚がたまることもあって意外性のある面白いポイントだ。
通称の「極(きわめ)裏」は国道36号沿いにある人気ラーメン店の名前が由来。「ぶっ込み」と浮きを使った「フカセ釣り」の好ポイントで、砂がたまったり、払い出されて深みになったり手前の海底の様子は毎年変わり、魚のたまる場所が変化する。一帯はアブラコ、マツカワのポイントでもある。
ただ、足元はコンクリートのブロックで前面は大割石が敷かれている。波打ち際は海藻が繁茂しているから、餌交換など仕掛けの回収と魚の取り込み時は注意が必要。ラインが切れたり、魚がばれる悲劇はよくある話だ。手前で一気に巻き上げたり、糸を太くしたり、余分に仕掛けを用意する対策と工夫が要る。
石やコンクリートなど波に洗われる部分は非常に滑りやすい。満潮時はもとより、干潮時に石があらわになっている場合も油断は禁物。時折大きな波が来るため十分な注意と準備で事故防止に努めたい。