伊達市内の長流川河口域の延長にある。左岸の規制(12月10日まで)が500メートルあり、ここから伊達漁港までの砂浜がポイント。河口に近い方は堤防と護岸があって、主に「浮きルアー」の釣り人が入る。「ぶっ込み」は幾つかあるブロックの突堤付近から漁港寄りにさおが並ぶ。河口からの延長にある釣り場だけに人気がある。札幌ナンバーの車を多数見掛ける。
ここは水深が浅く、突堤付近にサケが群れることがある。魚影が濃い時は100メートル程度の沖をサケが背びれを出して行ったり来たりし、水面でもじったり、何度もジャンプしたり、まるで釣り人を挑発するかのよう。見えている魚は釣れないと言うが、群れているサケにしてみれば、雨あられのようにルアーが降ってくるわけだから、水中を泳ぐルアーを見切ったり、すれたりするのは当然かも。
西浜海岸では9月中旬から10月上旬にかけて集中的にサケが釣れることがある。タイミングが重要だ。
伊達市内はチマイベツ川、気仙川、黄金漁港、西浜海岸と好ポイントが続く。朝一番に入釣した場所に魚が薄い場合、早めの判断で次のポイントに移動することも十分可能だ。