アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は7日、苫小牧市高丘の樽前山神社で必勝祈願を行った。竹俣一芳社長、荻野順二監督のほか選手、スタッフの総勢33人が神妙な面持ちで参加し、チームの快進撃に向けて思いを込めた。
クラブ化3年目となる今シーズンは、選手として、人としての「成長」をテーマにアジアリーグ制覇と全日本選手権優勝の2冠を目指す。今年からチームの指揮を執る荻野監督は「全員でシーズン終了を笑顔で終えられるよう目標を達成したい」と語った。
2020―21のジャパンカップレギュラーシーズンで得点王に輝き、昨年はチーム内で最多の29得点を挙げたFW中屋敷侑史。3シーズンぶりの得点王奪還を目標に掲げ「たくさんゴールを挙げ、チームの勝利に貢献したい」と闘志に火を付けた。
竹俣社長は、新型コロナウイルスによる規制がなくなったことを踏まえ「集客に向けたイベントなども実を結びつつある。今年も継続し、より多くの人たちに試合を楽しんでもらいたい」と語った。