1965年に創業した味の大王総本店。元祖カレーラーメン発祥の店として発信し続け58年。苫小牧市内では3店舗を営み、地元住民をはじめ道内外や海外からの観光客などから親しまれている。
自慢の一品は今年6月に誕生した新メニュー「石鍋ロースカツカレーラーメン」(1700円)。お客さまの声に応えたい、と試行錯誤の末、考案された店の思いがこもる自慢の一品。
鶏と豚を煮込んだスープに10種以上のスパイスを加えた特製のスープは縮れ麺と絡み相性抜群。低温調理した肉に衣を付けて揚げたカツは200グラム。サクッと軟らかいカツと石鍋で提供されるあつあつの一杯はスパイスの香り際立つボリューム満点のメニューだ。
ラーメン20種以上のほか、力を入れるギョーザも大人気。餡(あん)は地元名産のホッキ、チーズカレー味など全6種(500円)で、皮作りから全てを仕上げた独自の味わいを提供。厚めの皮はもちもちとした食感で中の餡にもこだわり、ラーメンのお供に抜群だ。
カウンター、小上がり、テーブルと全70席。神田健太郎店長は「カレーラーメンと言えば味の大王。ここでしか味わえない一品をぜひ堪能してほしい」と笑顔で話した。
苫小牧市植苗138の3。営業時間は午前11時~午後8時(ラストオーダーは30分前、水曜日営業は午後3時まで)。年中無休。電話0144(58)3333。