星空の向こう

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2023年8月31日

 最近、空を見上げることが少なくなった。30年ほど前に富良野岳麓の旅館の庭から見た星空をいまだに忘れない。まさに宝石箱をひっくり返したように輝く「満天の星」。同じような星空をその後、観望する機会もなく過ごしてきた。

 30日夜から31日未明は今年最大の「スーパームーン」が出現。苫小牧市西部地区の自宅からは30日午後10時ごろに南東の隣家屋根の上方に、流れる雲の隙間から月を見つけることができた。観望はほんの少しの時間。大きさの違いこそ実感できなかったが、いつもと違う明るさははっきりと確認できた。今年は8月2回目の満月で、「スーパーブルームーン」と呼ぶそうだ。青い月ではない。

 今月11~14日にはペルセウス座流星群を観測する機会もあったが、最も多く流星が見られる14日は悪天候で華やかな「営み」観望はお預けとなった。

 天体に精通しているわけではない。国際天文学連合が定める88星座のうち分かるのはほんの一握りだが、5000年も前の古代人が見た同じ星を眺めていると思うと不思議な感じ。一つ一つの星をつなげて身近な動物などを例に星座を名付けた古代人の創造力にも驚かされる。文明は発展したが、紛争が絶えない現代社会が何だかちっぽけにも感じる。(教)

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