室蘭港で 良型サバ ジグで深みから引き抜く

  • 釣り
  • 2023年8月31日
ジグに反応した良型のサバ
ジグに反応した良型のサバ
サバやイワシが上がっていたフェリー埠頭近くの岸壁と入江臨海公園
サバやイワシが上がっていたフェリー埠頭近くの岸壁と入江臨海公園

 サバが苫小牧港や室蘭港でポツポツと釣れている。ひと頃より釣果は落ちているものの、良型が掛かれば特有の強い引きで釣り人を魅了する。8月中旬、室蘭港でメタルジグを投げて良型を狙っていた釣り人に取材した。

 釣り人は、室蘭港をホームにルアーで楽しんでいる地元の40代の男性。この日、入江地区やL字岸壁、崎守地区でサバが釣れていた同港のフェリー埠頭(ふとう)を訪ねると、隣の岸壁でスピニングロッドを使い、水路の中央に向けてジグをフルキャストしていた。

 夕まずめ時間帯は魚の活性が上がるため釣り人が増えるが、取材日は昼下がりということもあり、20組ほどがのんびりとサビキ仕掛けの糸を垂れていた。掛かるのはサバとイワシだ。サバは15~40センチと幅がある。イワシは20センチ弱。うちサバは1時間で多くて20匹、少ない人でも5、6匹釣っていた。

 男性はサビキ釣りの人たちの一番端に陣取り、遠投を繰り返していた。狙いは40センチ級のサバだ。サバの良型は日中、群れの下層や水路の深みにいることが多いという。このためメタルジグをフルキャストし、水路の中央の深みを泳ぎ回っている大物を探っていた。

 ロッド操作はさおをしゃくる「ジャーク」が中心。ルアーを投じた後、リールのベールを開放したままラインを送るフリーフォールで10カウントほどジグを底層に落とし、それからジャーク。素早くロッドをしゃくっては、ロッドを下げながらリールを1、2回転巻き、またしゃくるという動作を5、6回続けた。この後、再びジグを底層に落として同じ動作を繰り返した。

 魚信があったのは、始めてから小一時間たったころという。ジグを投げて何度目かのしゃくりで「ガツン」と来た。良型のサバは、いきなりロッドを引き込むように当たるのが特徴。手前に寄ると猛スピードでまさに縦横無尽に走る。男性は「大事を取ってたも網でキャッチした」とうれしそうに振り返った。

 サバは、ジグがヒラヒラと落ちる時に食ってくることが多い。使っていたジグは30グラム。「ゆらゆら落ちやすいセンターバランスを選んだ」という。深みから引き抜いた魚は狙い通りの40センチ弱。中型以下はリリースで「目標は良型5匹」とか。手応えが楽しいサバ釣りを満喫していた。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー