「RALLY EAST―IBURI2023」が27日、厚真町のあつまスタードームを起終点に行われた。道内外から出場した42台のラリーカーがクラス別にタイムレースを繰り広げた。
若者の健全なスポーツ振興と高度な運転技術のデモンストレーションによる安全運転の啓蒙(けいもう)活動、地域の活性化に寄与することを目的としたJAF(日本自動車連盟)の公認競技会。ラリーオフィシャルズクラブ北海道が主催し、23年の道ラリー選手権第5戦、道ラリーシリーズ第5戦、スプリントカップ北海道第4戦を兼ねた。
この日の総距離は165.35キロで、スペシャルステージは道有林林道―安平町追分旭の町道をコースにした約17キロ。ラリーカーは大きな音を上げてスポーツセンター前をスタートして一般道を抜けた後、占用道路に到着し、激しいレースを展開した。
主催者によると、30年ほど前まで厚真町内でレースを行っていた経緯があり、安平町も舞台になったことはあるが、厚真―安平間での開催は初めて。同クラブの藤原篤志顧問は「厚真町はロケーションもいいし、走れる場所がたくさんあるので今後も続けていけたらと希望している。将来、この地域で全国規模のレースができれば」と話していた。