2016年春、リレー・フォー・ライフ・ジャパン(RFLJ)とまこまい実行委員会の事務局長、下村達也さんが突然来社されました。こんなことを始めましたと、RFLJとまこまいの説明をしてくれました。がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、征圧を目指すチャリティー活動とのことでした。
分かったような(理解はしていないが)ふりをして聞いていました。すると、24時間のウオークイベントを苫小牧オートリゾートアルテンの青少年キャンプ場でする時、電気の仮設配線をしてほしいと言われました。
普通のイベントと違い夜通し行うため、明かりの必要な所、100ボルト電源が必要な所など、いろいろと検討し、発電機の容量や配線方法を決めました。
イベントに携わる人は、基本、ボランティアになるとのことでしたので、私どもも快く応じることにしました。ただし、リース費用などは頂きますと説明して了承してもらい、サポーターとして加わることになりました。実際の配線作業は、社員の人たちに実働してもらっています。
この時私は、食道がんの手術をしてから3年目、RFLJでいう、サバイバー(がんの告知を乗り越え、勇気を持って今を生きているがん患者さんやがん経験者)でした。
催しの中には、サバイバーズラップ、サバイバーズトークなどプログラムがたくさんあり、元気に就労しているのでぜひ参加してほしいと言われ、スタートの年から裏方と支援を続けています。
(電気工事西川組社長・苫小牧)