都市で暮らす親子に地方の自然や文化、産業などを体感してもらうプログラム「ポケマルおやこ地方留学」に参加する子どもたちが18日、厚真町の浜厚真海浜公園でサーフィンを体験した。小学生10人と保護者3人が参加し、サーフィン愛好家の指導を受けながら、ウオータースポーツを満喫した。
参加者たちは簡単な基礎を教えてもらった後、海に入ってサーフボードで波乗りを体験した。サーフィン初挑戦の子が多く、水の中で何度も転ぶ場面もあったが、果敢に何度もチャレンジ。上達は早く、後半は波を利用して立ち上がる参加者が多数見られた。
東京から参加した玉上ひまりさん(7)はサーフィン初体験者だったが、「ちゃんと(ボードの上で)立つことができて楽しかった。またやりたい」と満足そうに語った。
サーフィン体験は当初17日に予定していたが、台風の影響を考慮し、18日に変更した。今回の地方体験プログラムを主催した「雨風太陽」(岩手県花巻市)の担当者は「子どもたちが一番楽しみにしていたのがサーフィン。無事にできてよかった」と喜んでいた。
一行は19日、地域の魅力を詰め込み、それぞれの地元へ帰省した。