最近の小学生は―と言うと語弊があるかもしれないが、妻の友人の娘でうちによく遊びに来る小5女児は省略語をよく使う。ギョースー(業務スーパー)やヤマデン(ヤマダデンキ)など店名はいいが、ゲームキャラクターの略称なんかは一度聞いただけで理解するのは困難。早口でまくし立てられるとお手上げだ。
いつぞや、誕生日プレゼントに何が欲しいか尋ねたら「音ゲーのプロセカのビビバスのコハネグッズ」と返ってきた。。聞き返すと、スマートフォン向けゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージfeat.初音ミク」に登場するユニット「ビビッドバッドスクワッド」のメンバー・小豆沢こはねのキャラクターグッズをご所望とのこと。ちなみに音ゲーとは、音楽ゲーム(リズムゲーム)を指す。おじさんにはほとんど暗号文である。ただこんなのは序の口。ネット投稿を見れば「り(了解)」「きまz(気まずい)」などもっと難解な若者言葉と出合う。省略語があちこちに氾濫している。
一方、こちら側が「チャンネル回すよ」「寒いかもしれないからちゃんとオーバー着ておいで」とちょっと古い言葉を使うと、向こうは「えっ?」と固まる。困ったものである。 (輝)
(ん? 何だって)