全国区で評判の高いキャンプ場がある苫小牧市樽前のオートリゾート苫小牧アルテンゆのみの湯内でレストランが営業している。7月にメニューも一新したが、人気不動は「あんかけ焼きそば」(980円)だ。
鶏や豚でしっかりだしを取った特製スープに、しょうゆとなじませたあんかけに豚肉やタケノコ、ハクサイ、キクラゲ、エビ、イカ、ホタテ、ウズラなど多彩な具材を絡ませる。時期が合えば地元産食材も積極的に使う。麺は高温で一気に焼き上げ、ぱりっとした食感を追求している。調理担当の逢山悟さん(43)は、18歳から市内のすし店に住み込みで修業し、料理の腕を磨いた。
今回、メニュー変更にも携わった。キャンプ客も多く利用する場所柄、ホッキカレー(900円)やホッキカレーラーメン(850円)、ホッキ刺し(790円)をはじめ、ハスカップソフト(400円)など苫小牧名物もそろえた。肉料理も▽ジンギスカン定食(1280円)▽ザンギ定食(780円)▽苫小牧湧水豚を使ったジンギスカン定食(980円)―と充実させた。逢山さんは「今までの味を大切にしつつ、さらに喜んでもらえるよう努めたい」と力を込める。
苫小牧市樽前421の4のゆのみの湯内。営業時間は午前11時~午後8時半。毎月第3水曜日定休(8月はお盆と重なるため、23日に変更)。電話0144(61)4126。