アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道(REH)は8日と10日、全国高校選抜アイスホッケー大会(12~16日)出場チームを対象にアイスホッケースクールを開いた。REHの城野正樹チーフマネジャー、高田航太マネジャーが技術や練習に取り組む姿勢を伝えた。
6チームが4回に分かれて受講。このうち京都ジュニアワイルドビーズと富山県選抜の計16人は10日、1対1で競り勝つ個人技などを学んだ。
選手たちは滑らかなハンドリングをするためのスティックの持ち方や使い方、フェンス際でパックを守る体勢といった基本から、ゴール前での競り合い、守りから攻めに転じる試合を想定したドリルなどをこなした。試合をイメージしたスピードやテンポを意識しながら取り組むよう指摘されると、真剣なまなざしで熱のこもったプレーを見せていた。
大会1回戦で駒大苫小牧と対戦する富山県選抜の安保木蓮(1年)は「感謝の気持ちを持ち、チームメートと協力して頑張りたい」と抱負を述べた。城野チーフマネジャーは「強豪相手に失敗してもいいのでチャレンジしてほしい。きょうの経験を少しでも大会で発揮してもらえれば」と期待を寄せた。
高校生向けのアイスホッケースクールはREHが全国高校選抜アイスホッケー大会に協力し、関連事業として初めて開催された。このほか、同大会の準々決勝より上位の試合では、REHのDJ、MC、音響スタッフも参加し、大会を盛り上げる。