備え

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2023年8月7日

 とまこまい港まつりが閉幕した。雨で一部のプログラムは中止したが、4年ぶりに市民おどりは復活し、花火大会も圧巻の内容だった。記者もメイン会場や花火会場に足を運び、昨年以上の盛り上がりを肌で感じた。マスク姿もかなり減った印象で、新型コロナウイルス感染拡大前の日常を、着実に取り戻している。

 うれしい限りだが、やはり懸念もある。コロナの感染症法上位置付けが5類に移行してから約3カ月、感染者数は一時期と比べて確実に増えている。公表がかつての全数把握から、季節性インフルエンザと同じ定点把握に変わったことで、危機意識も共有しづらくなった。

 公表値は定点医療機関の患者平均数だが、下振れしている印象だ。コロナ禍では医療提供体制の不足を防ぐため、「みなし陽性」の運用などを経て、重症化リスクのない人は自宅療養が基本になった。5類移行により医療費も自己負担が生じる。取材先でも未受診者は多い。

 コロナの病気としての性質に変わりはない。季節でゼロになることはなく、人流が活発化した後に、感染が急拡大する流れも同じだ。とりわけ行動範囲が広い若者が無症状、無意識のまま、感染を広げる傾向にある。場面に応じた対策や備えに、引き続き取り組みたい。(金)

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