安平町追分地区の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で5、6両日、デゴイチ縁日が開かれた。ギャラリー内に型抜きや射的、くじ引きコーナー、かき氷などのブースが並び、来場者が夏のお祭りムードを満喫した。
あびら観光協会と町が主催。町社会福祉協議会や地元のNPO法人生活支援の会ねこのてなど、有志団体が協力した。
縁日は雨の予報を考慮し、両日ともギャラリー内での開催となったが、会場には夢中になって遊ぶ子どもたちの笑顔が広がった。北広島市から家族、友人と訪れた木谷圭佑さん(13)は型抜きなどを楽しみ、「初めて来たが、盛りだくさんでいいなと思う」と喜んでいた。このほか、共同募金を募る町社協のブースでは追分高校生がボランティアスタッフとして加わり、縁日を盛り上げた。
デゴイチ縁日は、SIRル・ペタウゴルフコース(追分春日)、公衆浴場「ぬくもりの湯」(追分中央)と連動したゴルフツーリズムのモデル事業として開催。ゴルフの無料体験や、道の駅と合わせて3施設を無料で行き来できる巡回バスを運行し、集客と回遊性の促進を図った。