厚真町の青少年センターで、道内や熱帯の国で生息する昆虫の標本を集めた「世界の昆虫展」が開かれている。色鮮やかなチョウをはじめ、カブトムシやバッタなどの標本が多数並び、来場者を楽しませる。
町教育委員会が企画する町民ギャラリー特別展。1982年度から5カ年計画で南半球の世界の昆虫標本275箱、3199種、8406匹を集めたほか、88年度に道内の昆虫標本25箱、538種、1877匹の寄贈を受けた。夏休み期間中に毎年展示している。
今年は「ヘラクレス」の名を持つ西インドのカブトムシや、光沢感のあるボリビア産のチョウ「ゴダートモルフォ」、巨大な「コノハムシ」などを展示する。
20日まで、午前9時~午後5時(火、木曜日は同7時まで)。入場無料。