厚真町教育委員会が夏休み期間中の児童生徒の家庭学習などをサポートする「アツマナビ」が1日、厚南会館で始まった。4日まで厚南、厚真両地区でそれぞれ行われる。
小中学校の長期休業中、子どもたちの学習や生活習慣を支援しようと、町教委が地域を開放して行っている取り組み。厚真、厚南両地区で2日間ずつ、小学1~4年生の午前と、小学5年~中学生の午後の2コースに分けて実施する。
厚南地区の初日は小中学生26人が参加し、各自で持ち込んだ夏休みの宿題やドリルを解いていた。小学1~4年生には後半、紙飛行機を使った遊びの時間も取り入れ、5、6年生や中学生には町教委職員や地域おこし協力隊メンバーが先生となってアドバイスする学びの支援を展開した。
上厚真小学校6年の中居侑大君(12)は昨年に続いての参加で「こっちでやる方が勉強がはかどっている感じがする」と話した。
アツマナビは2日まで厚南地区で行った後、3、4日は厚真地区の町総合福祉センターで予定している。