地域住民と世代超え 鵡川高生が交流会企画 むかわ学

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2023年8月1日
茶道の指導を受けながら交流を深める鵡川高生

 むかわ町の鵡川高校生が企画した地域住民との世代間交流が7月31日、同町大原の法城寺で行われた。同校の探究学習「むかわ学」の一環で、高校生が幅広い世代との交流、コミュニケーションを通じて地域の課題を共有し、解決方法を見いだす一歩にする。

 企画したのは、同校2年の栗山結衣さん(16)と渡辺のえるさん(16)。「まずは町の人に、町のことを知ってもらいたい」と1年生時の今年2月から構想を練り、町内のスーパーマーケットや道の駅で独自にアンケート調査を行うなどして「むかわ学」に落とし込んでいった。会場を提供した法城寺の舛田那由他住職らの協力を得て、最初の交流会が実現した。

 鵡川高生と教職員、町外の高校生ら計15人が参加。地域の茶道愛好家3人を迎え、作法や礼儀など日本伝統文化について理解を深めたほか、少数派を探すゲーム「ワードウルフ」を通して世代を超えた会話が弾んだ。

 鵡川高2年の川奈野悠馬さん(16)は「自分でお茶を立ててみると、泡の立ち方や飲んだ時の感覚が違う。日本古来の伝統が今でも続いているのはすごいこと」と感想を語り、両川のり子さん(78)は「ゲームは頭の体操になるし、何とか高校生についていくことができた。コロナなどで家にいることが多く交流する機会がなかったが、これが第一歩になれば」と高校生の企画に関心を寄せた。

 渡辺さんは「不安だったが、参加者の皆さんと会話ができて楽しかった。継続して行うことで、できるだけむかわ町のことを知ってもらいたいし、高校にもたくさんの人に来てもらいたい」と取り組みの浸透を図る考え。栗山さんも「今後中学生、小学生と範囲を広げて、各世代の考えを共有し、話し合える場をつくりたい」と展望していた。

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