苫小牧市は、7月の生活必需品価格動向調査の結果をまとめた。野菜類はほぼ道内産に変わり、生育も良好などの理由から平年並みの価格となっている。
魚介類は全12調査品目のうち、9品目が前年同月より高値だった。ほぼ道内産のタコやエビなど5品目は前月より値下がりした。
鶏卵(M玉もしくは無記載の10個入り)は高病原性鳥インフルエンザに伴う卵不足のため、調査対象9店舗のうち6店の調査にとどまった。平均330円30銭に上り、前月比で19円30銭、前年同月比で116円40銭も高かった。
この他、家庭用灯油(1リットル)は111円47銭、プロパンガス(5m3)は6532円60銭、ガソリン(フルサービス、1リットル)は167円71銭。燃料は高値が続いている上に、国の物価高対策補助金の縮小で値上がりが進む懸念がある。
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紙面で市の調査品目の一部を掲載しています。全品目については市民生活課のホームページをご覧ください。また、消費生活担当が毎月発行している「くらしのニュース」にも一部掲載しており、市内の食料品店や公共施設でご覧いただけます。(市民生活課)