白老町認知症の人と家族などの会の吉良哲子会長と平野弘副会長は28日、同町役場を訪れ、大塩英男町長に就任のあいさつをした。吉良会長は「家族や患者本人が悩みを抱え込むことなく、分かち合い、安心に導いていくことを大切にしている」と会の活動を説明し、大塩町長も「福祉、介護に関する行政は風通しを良くしていくことが重要だ」と応じた。
平野副会長は「介護で孤立を味わうことがないよう地域で支える機運を高める意味でも、民間と行政がさらにつながりを深くしていくことが重要」と協力を求めた。同会は、会員の集いや研修会、相談援助活動などを実施しており、来月8日にもビデオ学習会を予定している。