むかわ町老人クラブ連合会が主催する2023年度むかわ町ふれあいスポーツ大会が27日、町内文京の鵡川町民体育館で開かれた。鵡川、穂別両地区の老人クラブ会員やサポートを含む総勢約200人が軽スポーツを通じて楽しいひとときを過ごした。
高齢者の健康増進と親睦を深めることを目的とした年に1度の交流イベント。町や町教育委員会、町社会福祉協議会、町民生児童委員協議会が後援した。
競技はクラブ対抗戦で行われ、12チーム約150人が参加。椅子の上で風船を割る「けつ圧測定」やタコ釣り、ゲートボール、パン食いリレー、玉入れなど7種目の合計ポイントで順位を競った。春日地区の若水会が優勝し、高砂会Aが準優勝、穂別の友愛クラブが3位だった。
会場は熱気に包まれ、会員らは小まめに水分補給をしながら楽しくプレー。昼食時や競技終了後には会話を弾ませ、再会を約束する場面も見られるなど和やかに幕を閉じた。
今年度は鵡川、穂別両地区の高齢者が一堂に会する形で初めて開催した。同連合会の藤岡孫一会長(80)は「思ったよりも参加してくれる方が多かったし、雰囲気もよかった。知り合いも増えて楽しんでもらえたのでは」と喜んだ。