安平町や室蘭市などでつくる炭鉄港推進協議会(事務局空知総合振興局)は、日本遺産に認定されている炭鉄港のオリジナルカード第3弾を作成し、26日から同町の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」など道内13カ所で配布を始めた。
炭鉄港は空知の石炭、室蘭の鉄鋼、小樽の港湾を結ぶ鉄道の歴史や産業遺産の物語で、2019年5月に日本遺産に認定された。安平町はかつて蒸気機関車(SL)による石炭輸送で日本の近代化と戦後の高度成長を支えた。
カードは全13種類で各2000枚を用意。10月29日までD51ステーションや夕張市石炭博物館、三笠市観光協会、旧室蘭駅舎など13市町で配布しており、無くなり次第終了する。全種類集めて応募すると、コンプリートカードが贈呈され、さらに抽選で10人に炭鉄港グッズをプレゼントする。応募締め切りは11月7日。
詳細は炭鉄港ポータルサイト。問い合わせは同協議会 電話0126(20)0034(平日午前8時45分~午後5時30分)。