安平町のあびら観光協会は13日、「菜の花フォトコンテスト2023」の受賞作品を発表した。最優秀賞には、苫小牧市在住の田中憲弘さん(79)の作品「列車からの眺めはどうですか」が輝いた。14日からJR早来駅内の町物産館を皮切りに、上位作品20点の展示会を予定している。
観光資源の菜の花を広くPRするとともに、美しい景観を記録に残そうと同協会が主催し、町と北のなのはな会が共催。今年4月以降に撮影した菜の花の写真を5月15日~6月30日の期間で募り、66人から117点の作品が寄せられた。
13日は早来町民センターで審査会が開かれた。同協会関係者が1次審査で20点まで絞った後、テーマ性、表現性などの項目をポイント化し、点数の高い入賞作品5点を決定した。
優秀賞4点には▽五十嵐大地さん(安平町)の「一日の終わり」▽田中康夫さん(恵庭市)の「春の輝き」▽伊藤範行さん(江別市)の「朝露」▽斉藤修成さんの(苫小牧市)「菜の花おさんぽ」―が選ばれた。入賞作品は町内の観光関連団体が発行する印刷物や広告、ポスター、ウェブコンテンツに使用される可能性がある。
展示会は14~31日に早来駅内の町物産館、8月1~20日に道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」でそれぞれ開催する。
このほか、2年目となるSNSフォトコンテストには1431件の投稿があった。