王子製紙日南工場(宮崎県日南市)での安全衛生研究発表会に出場するため、初めて九州に行きました。
翌日は視察研修で、雨の中、工場内を案内していただきました。自分がよく知る苫小牧工場の新聞用紙の機械設備と違い、主力生産物の上質紙や情報用紙など、生活に密着した製品が生産されていて、用紙を作る機械設備と紙の切断、パッケージングまで一連で進められており、私としては非常に興味深く、目を見張るものがありました。
工場視察後は、JR日南駅でお世話になった皆さまへお礼とお別れをし、単線電車でぎしぎしと揺られながら、途中乗り換えもして、1時間くらいで宮崎市に到着。県庁所在地の顔は、皆さんご存じのプロ野球のキャンプ地でもありました。
暑かったです。苫小牧市と10度も気温差があり、半袖姿で市内を散策しました。食事は若い人たちと一緒に名物の焼き肉、地鶏、お酒(焼酎)、マンゴーなどをおいしくいただき、お土産にも選んでたくさん買いました。駅前のホテルに戻ると、疲れであっという間に眠ってしまいました。
翌朝14階から見た景色は見応えがありました。慣れない移動で少々疲れ気味でしたが、やっと快晴になり、喜んで街中へ。しかし、すぐに帰りの時間となり、宮崎から羽田空港経由で飛行機と電車を乗り継いで帰苫しました。
旅先で車(レンタカー)を使用しない旅行の難しさと経験を、70代になってできたことはうれしく、また九州を訪れる機会があれば、ゆっくりと名所巡りをしたいと思っています。
(電気工事西川組社長・苫小牧)