初夏楽しみ疾走 とまこまいマラソンに1048人

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  • 2023年7月10日

  第40回とまこまいマラソン「初夏の太平洋ハーフマラソンin勇払」が9日、苫小牧市勇払地区を会場に開かれた。市内をはじめ道内外から1048人のランナーがエントリー。勇払原野と太平洋沿岸を巡る21・0975キロのコースを駆け抜けた。2キロのファンランも行われ、参加者が心地よい汗を流しながら苫小牧の初夏を楽しんだ。10キロマラソンは運営側のコース誘導にミスがあり、正式なタイムは計測できなかった。

   苫小牧市、苫小牧市スポーツ協会、苫小牧民報社主催。今年はハーフマラソン(年齢別男子5、女子4部門)に加え、昨年は9月に別開催されたファンラン(2キロ)も同時開催になった。10キロは4年ぶりの復活。ハーフ458人、10キロ185人、ファンラン275人がゴールした。

   ハーフマラソンは苫東地域の弁天沼を中心に反時計回りで、道道上厚真苫小牧線、同苫小牧環状線などを巡る21・0975キロのコース。10キロはスタート後約4キロ地点の折り返し。ファンランは小中学校2校周辺を1周するコース。

   この日は好天に恵まれ、スタートの午前11時半の気温は23度。スタート前には岩倉博文名誉大会長が「自己ベストを目指して頑張ってほしい」と激励。号砲とともにハーフの選手が勢いよくコースへ飛び出し、思い思いのペースで勇払地区を走った。

   ハーフ男子の最速は30代の部の土橋晋也(札幌市)=1時間13分5秒、女子は30代の部の川村綾(同)=1時間26分59秒だった。

   また、プロのトレイルランナーの反中祐介さんによる走り方講座や抽選会などのイベントも行われ、大会を盛り上げた。

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