苫小牧市は、6月の生活必需品価格動向調査の結果をまとめた。キャベツやレタスで道内産の割合が増え、生育状況も良好なことなどから、野菜類は葉物を中心に前月より値下がり傾向となった。
魚介類は苫小牧産のマガレイやホッケに加え、タコの道内産も増え、前月より安値の品目が目立った。
一方、鶏卵(M玉もしくは無記載の10個入り)は高病原性鳥インフルエンザウイルス流行に伴う品不足が続き、前月比33円、前年同月比102円も上回った。ただ、本来の調査対象が9店なのに対し、卵不足で1店しか算出できていない。
この他、家庭用灯油(1リットル)は111円38銭、プロパンガス(5m3)は6532円60銭、ガソリン(フルサービス、1リットル)は163円86銭だった。
全体を通じて物価高の傾向は変わらず、調査対象の全65品目のうち7割以上が前年同月比で値上がりした。
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紙面で市の調査品目の一部を掲載しています。全品目については市民生活課のホームページをご覧ください。また、消費生活担当が毎月発行している「くらしのニュース」にも一部掲載しており、市内の食料品店や公共施設でご覧いただけます。
(市民生活課)