苫小牧税務署は27日、2022年分の確定申告で、情報通信技術(ICT)を活用した申告など事務の効率化が顕著だったとして、白老町に税務署長感謝状を贈った。伊藤雅博署長が町役場を訪れ、大塩英男町長に手渡した。
同署によると、白老町は昨年の確定申告で、約80%に当たる約800件を電子データで同署に送った。伊藤署長は「データ申告を積極的に行っていただき、感謝している。引き続き(電子申告の)利用拡大に協力を」と述べた。
感謝状を受けた大塩町長は19年から20年にかけて町税務課長だった時代を振り返り「当時の税務署長からも強くお願いされていた。(電子申告が進んだのは)現在の税務課の努力もあった」と話していた。