白老町剣道スポーツ少年団「白老白武館」(杉本誠力代表)所属の及川史翔(ふみと)さん(15)=白老白翔中3年=が、第47回北海道道場少年剣道大会(全日本剣道道場連盟など主催)の個人戦・中学生男子の部で優勝し、10月に埼玉県上尾市の県立武道館で開かれる全国大会の出場権をつかんだ。
全道大会は19日、砂川市総合体育館で開かれた。個人戦には小学生155人、中学生149人、団体戦には小学生85組、中学生80組が出場し、全国大会出場を目指してトーナメント戦で競った。及川さんは個人戦・男子の部で、出場した85人の頂点に立った。
白老萩野小学校1年の時に剣道を始めた及川さんは、3年生で第10回清柳杯少年剣道大会小学生低学年の部で初優勝。昨年は第37回北海道スポーツ少年団剣道交流大会胆振予選大会で優勝し、11月の全道大会に出場するなど各種大会で優秀な成績を残している。
埼玉県で開催される全国大会での目標は、2年生の中体連全国大会で2回戦に進出した過去の最高実績を上回ること。「ベスト16を目指し、動きをさらに速くするための練習に取り組んでいる」と意気込んでいる。杉本誠力代表(47)は「力を発揮し、少しでも上位になってほしい」とエールを送る。
第47回道大会で同館は、団体戦小学生の部でベスト8に進出。同中学生の部では全22組の選抜チームの1組(3人編成)となり、7月に日本武道館で開かれる全国大会に出場する。団体戦で及川さんは中堅を担うという。