北海道ウォーターセーフティ協会(札幌市)の指導員がこのほど、厚真町の浜厚真海浜公園で水難救助訓練を行った。指導員3人がローテーションを組み、200~300メートル沖合で浮遊する水難者の役になったり、水上バイクを操作したりしながら、救助する際の動きや一連の流れをそれぞれ確かめた。
同公園は道内でも人気のサーフスポットで年間約6万人が訪れる。道内を中心に全国各地で水上安全・災害救助教育を展開している同協会は「事故発生から迅速な救助までの訓練を各地で実施することで、水難事故の防止や一般サーファーへの啓発にもつながる」と話していた。