専用アプリで不明者情報共有 厚真町で徘徊捜索模擬訓練 登録者の 増加目指す

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2023年6月21日
スマートフォンのアプリを使いながら捜索に当たる参加者

 厚真町は20日、認知症のお年寄りなど行方不明者をスマートフォンで捜索できる専用アプリの導入に伴い、上厚真地区で徘徊(はいかい)捜索模擬訓練を行った。福祉施設職員や一般住民ら27人が参加し、手分けして男性を捜しながらアプリの使い方を学んだ。

 専用アプリは、捜索依頼者から自治体に寄せられた行方不明者の情報を、チャットやGPS(全地球測位システム)機能を使って一般の協力者と共有し、早期発見につなげるのが狙い。携帯電話大手のソフトバンクが開発した。

 捜索依頼があった場合、自治体はあらかじめ登録している捜索協力者に▽行方不明者の写真▽顔、体形、服装の特徴▽年齢―などの情報を送る。さらにチャット機能を使って、写真や位置情報などをやりとりしながら効率的に捜索する。

 訓練参加者は厚南会館を拠点に6グループに分かれ、認知症の男性(82)が行方不明になった―との想定で捜索に当たった。それぞれが持つスマートフォンには位置情報などが随時更新され、あるグループが50分ほどで男性を見つけた。

 町内の福祉施設に勤務する島野修二さん(70)は「アプリの使い方自体は難しくなく、多くの人が参加できるのでは。何かあった時に協力できるので、こういうツールがあるのはいいこと」と評価した。

 町住民課は「今回は参加者がアプリを使えるようになることに重きを置いたが、今後は素早く見つけられる運用を考えていきたい」と訓練を総括し、「認知症の方の見守りだけでなく、交流を深めるツールにもなる。アプリの登録者をさらに増やしていきたい」と話した。

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