インターネット交流サイト(SNS)を利用する大学生を対象にした調査で、コロナ下ではSNS上にネガティブな文章を投稿する割合が増加し、複数のSNSを併用する人と比べてツイッターだけを使う学生の幸福感が最も低かったと、筑波大の研究グループが発表した。
研究グループは、関東地域の大学に在籍する大学生を対象に、2019年1月~21年6月の間、SNSに投稿したテキストデータを人工知能(AI)で分析。利用するSNSの種類により(1)ライン、インスタグラム、ツイッターを併用(282人)(2)ラインとツイッターを併用(149人)(3)ツイッターのみ(70人)―に分け、信頼感や自己意識などの個人の特性、オンラインコミュニケーションスキルが幸福感に及ぼす影響を比較した。
分析の結果、(3)のグループはコロナ下で、ポジティブな文章の割合が最も低く、ネガティブな文章の割合は最も高かった。また、幸福感も最も低かった。研究グループは「自己アピール欲が幸福感の低下要因の一つ」と考察している。
(メディカルトリビューン=時事)