白老町ケアマネージャー連絡協議会(山崎夕子会長)は16日、医療、介護、福祉関係者を対象とした初めてのケアカフェを町総合保健福祉センターで開催した。25人が参加し、仕事でのスムーズな連携方法などについて話し合った。
アフターコロナを見据えて医療、介護、福祉関係者らのつながりを強化しようと、「相互扶助」をモットーに実施。今回を含む年2回の開催を通し、職員間の気軽な相談の場となり、ケアの質や職員のモチベーションの向上につながることを目指す。
この日は作業療法士、保健師、薬剤師、ケアマネジャー、ケアワーカー、地域包括支援センター職員、町社会福祉協議会職員、地域福祉専門員、福祉用具を扱う会社員らが参加。町社協の庭山了事務局長がカフェの”マスター”を務め、参加者は入れたてのコーヒーを手に交流した。
初顔合わせの位置付けとし、くつろいだ雰囲気の中で自由に対話する「ワールドカフェ」という手法で進行。参加者はテーマの探究を促すホスト役とアイデアを出すゲスト役に分かれ、打ち解け合うことを目的にグルメや飼い猫など「最近はまっていること」の話題から話を始めた。その後、趣味や得意なことなどを共有しながら、互いの職責、職能を生かしてどのような連携が可能かという話題にシフトした。
山崎会長は「互いに顔が見える関係づくりを最優先にし、今後もこうした取り組みを進めていきたい」と話していた。