白老町婦人団体連絡協議会(吉田和子会長)は15日、第1回女性セミナーを萩野公民館(町萩野)で開いた。会員27人が軽スポーツ「ボッチャ」のルールを町教育委員会生涯学習課の職員から学んで体験し、競技の魅力に触れた。
会員の交流を目的としたセミナーで、会員の高齢化が進んでいることから、年齢や体力を問わずにできるボッチャを用意した。
ボッチャは、的となる白いボールを目掛け、より近い場所に位置するようにボールを投げて点数を競うヨーロッパ発祥の障害者向けスポーツ。パラリンピックの正式種目に位置付けられている。
会員は少人数のチームに分かれて競技を体験した。投げ方などのアドバイスを受けながら、的の白いボールを目掛けて交互に投球。「惜しい」「やった!」と歓声を上げ、大いに盛り上がった。
女性セミナー委員長の鈴木みゆきさん(75)=町萩野=は「腕を振り上げたりボールを投げたりする機会は少なかったので新鮮。みんなと体を動かすことで(体力に)自信もつくのでは」と笑顔を見せた。