むかわ町共同募金委員会(馬場信悦会長)は、赤い羽根共同募金への寄付金付きバッジを製作した。赤い羽根と穂別地区で発掘されたハドロサウルス科の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)をコラボさせることでむかわ竜のPRと募金の相乗効果を狙う。同委員会は「町内はもちろん、他地域の方にもアピールし、寄付につなげていけたら」と話す。
同委員会のオリジナルピンバッジ製作は、2019年以来4年ぶり。数多くの恐竜の復元画を手掛けるイラストレーター服部雅人氏が描いたむかわ竜の生体復元画を用いた。1000個を製作し、1個500円で取り扱う。
オリジナルのピンバッジは町社会福祉協議会の本所(むかわ四季の館内)と穂別の支所ほか、イベントなどを通して販売する。製作費を除く収益は高齢者や低所得者などの福祉支援に活用される。馬場会長は、子どもにも人気がある恐竜をデザインに採用することで「若い人たちも共同募金について気にかけてくれたら」と期待する。