北海道日本ハムファイターズしらおい後援会(村上栄子会長、会員約180人)は8日、白老町大町のふれあい広場で、白老小学校の児童12人で構成する少年野球チーム「白老町少年野球クラブ」(工藤剛監督)に7月1日のプロ野球日本ハム―オリックス戦(エスコンフィールド)の観戦チケット40枚と野球ボール1ダースを寄贈した。
チケットは球団から後援会に提供された。地域貢献活動として2007年から毎年、町内の福祉施設や老人ホーム、専門学校、町内の小中学生などに寄贈していたが、新型コロナウイルスの流行で20年、21年は中止。22年から同クラブに寄せている。
役員3人がチケットなどを持参。村上会長が「クラブから将来選手が生まれますように」と、キャプテンの村岡大輝君(11)=6年=と副キャプテンの高橋奏人君(11)=同=にそれぞれチケットとボールを手渡した。
工藤監督(61)は「昨年に続いて応援してくださり、ありがたい」と感謝した。
白老町出身のプロ野球選手には、北海道日本ハムファイターズの根本悠楓(はるか)投手(20)、埼玉西武ライオンズの若林楽人外野手(24)がいる。若林外野手は同クラブの前身球団「緑丘ファイターズ」の選手だった。