白老町は2013年度以来、10年ぶりにホームページ(HP)をリニューアルした。スマホの利用者を意識した構成にし、総務課の担当職員は「(利用者が)いつでもどこでも最新情報を受け取りやすくした」と話している。
HPには近年、スマホや携帯電話など縦長画面のモバイル(情報端末)からのアクセスが増えており、町は20年の民族共生象徴空間(ウポポイ)開業などを機に、パソコンからのアクセスを想定した従来の構造の見直しを検討していた。
1日に刷新し、パソコンはもちろん、スマホで見ても、画面を上下に移動させるだけで情報をスムーズに得られるようにした。トップ画面には、利用頻度が高いふるさと納税特設サイトや町移住ポータル、ウポポイへのリンクを掲示。当面の使用写真は町を代表する国の施設ウポポイとするが、その後は随時、町内のイベントやにぎわいが伝わる写真で更新し、まちの活力を伝えていく考え。
各課には1日にHP更新担当を配置し、決裁された情報を発信しやすくした。総務課の担当者は「更新頻度は今後さらに高まると思う」と話している。