白老町内に化粧品製造工場を持つDMA(本社名古屋市、檞将彦社長)は5月31日、白老観光協会(福田茂穂会長)にニオイヒバの園芸品種グリーンコーン5本(10万円相当)と空気清浄機1台(6万円相当)を寄贈した。同市の大垣共立銀行大曽根支店が取り扱う地域応援私募債「拍手喝債(かっさい)」を活用した。
檞(くのぎ)社長と福田会長が同日、白老駅北観光インフォメーションセンター「ポロトミンタラ」周辺のチャレンジショップ前で植樹看板設置のセレモニーを行った。空気清浄機はポロトミンタラのエントランスホールに早速設置された。
同社は2019年から町竹浦で工場を稼働させているほか、町虎杖浜で虎杖浜カフェを運営する同協会の会員企業。福田会長は「まちに雇用も勢いも生まれ、協会にとって喜ばしいこと」と感謝。檞社長は「(植えられるグリーンコーンが)これから大きな木になり、まちの発展とともに子どもたちの遊ぶ姿を見守ってくれれば」と話していた。