安平町追分地区にあるおいわけ子ども園の園長山城義真さん(37)は5月30日、追分中学校野球部に、グラウンド整備に使用するコートブラシ3本(約5万円相当)を寄贈した。
山城さんは、同校の卒業生で野球部OB。同部の鉄製トンボは自身の在籍時から使われており、少なくとも25年以上が経過し、さびなどの劣化が著しかったという。同校を訪れ「昨年は部員1人で頑張った時期もあったと聞いている。3年生は残り少ない期間を悔いのないように頑張って」と激励し、ブラシを手渡した。
代表して受け取った同部主将で3年の瀨田川咲葉さん(14)は「大切に使います」と感謝し、週末に控える東胆振中学校体育大会に向けて「一つ一つ勝ち進んで、決勝でも悔いの残らない『いい試合だった』と言われるように頑張りたい」と意気込みを語った。